親が亡くなった後、まずやる10のこと(松阪・三重版)
親が亡くなったとき、限られた時間で「何から手をつければよいか分からない」ご家族のために、最初の数週間でやるべき10の手続きを五代目代表が解説します。

ご両親を亡くされた直後は、深い悲しみの中で 次々と手続きが押し寄せます。「何から手をつければよいか分からない」というお声を、当所(実家整理相談所)でも頻繁にいただきます。
この記事では、松阪・津・伊勢のご家族向けに、最初の数週間でやるべき10の手続き を、優先順位とともにまとめました。気持ちの整理がつかないうちに、すべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫です。期限のあるもの・後でも間に合うもの を区別することが大切です。
この記事でわかること
- 死亡から7日以内にやること
- 14日以内にやること
- 49日までにやること
- 1年以内にやること
- 各手続きの「どこへ・何を」一覧
STEP 1〜10(優先順位順)
- 死亡診断書の受け取り(死亡当日〜翌日)病院・自宅で看取った医師から発行。原本は1通のみ。死亡届と一緒に役所提出後、コピーを多数とっておく
- 死亡届・火葬許可申請(7日以内)市役所(松阪市・津市・伊勢市)に提出。葬儀社が代行することが多い
- 葬儀・通夜・告別式菩提寺があれば連絡。なければ葬儀社経由で僧侶手配
- 世帯主変更届(14日以内)親が世帯主だった場合のみ。市役所市民課で手続き
- 健康保険・年金の停止届(14日以内)後期高齢者医療保険証の返却、年金事務所への連絡
- 公共料金・各種契約の名義変更/解約電気・ガス・水道・電話・NHK・新聞・サブスク等。実家を空き家にする場合は解約も検討
- 四十九日法要・納骨(49日まで)菩提寺との日程調整。位牌・お墓の準備。当所でもご相談承ります
- 相続放棄の検討(3ヶ月以内)借金が多い・財産より負債が大きい場合は家庭裁判所へ。期限厳守
- 準確定申告(4ヶ月以内)親に確定申告義務があった場合のみ。税理士相談推奨
- 相続登記(3年以内・2024年から義務化)不動産の名義を相続人へ。実家を売却・解体する前に必須。司法書士相談推奨
緊急度マトリクス
| 期限 | やること | 罰則・リスク |
|---|---|---|
| 7日 | 死亡届 | 5万円以下の過料 |
| 14日 | 世帯主変更・健康保険 | 重い罰則はないが書類面倒に |
| 14日 | 年金停止 | 受給ストップ・後で返納要求 |
| 3ヶ月 | 相続放棄判断 | 過ぎると放棄不可・負債相続 |
| 4ヶ月 | 準確定申告 | 加算税・延滞税 |
| 1年 | 遺産分割 | 相続税の特例使えなくなる場合あり |
| 3年 | 相続登記 | 2024年から義務化・10万円以下の過料 |
「実家のこと」は急がなくていい
意外に思われるかもしれませんが、実家の解体・売却・遺品整理は急ぐ必要はありません。49日法要・一周忌までは、お父様お母様との時間として残しておくご家族も多くいらっしゃいます。
ただし以下の場合は早めの対応が望ましいです:
- 固定資産税が「特定空家」指定で 6倍 になるリスク
- 屋根・外壁の老朽化で 近隣トラブル が予想される場合
- 相続人間で意見が割れている 場合(時間が経つほど話がこじれやすい)
よくあるご質問
Q. 「四十九日までは何もしない方がいい」は本当?
A. 仏教の慣習では、四十九日まで故人の魂は家にとどまるとされ、その間は大きな手続き(遺品整理・引っ越し等)を避けるご家族もいらっしゃいます。一方、行政手続きには期限があるため、それらは並行して進める必要があります。「気持ち」の手続きと「事務」の手続きを分けて考える とよいでしょう。
Q. 兄弟と話し合うタイミングは?
A. 四十九日法要の前後で、家族が集まるタイミングが自然です。最初は情報共有だけにとどめ、決定は後日 とするのが揉めないコツです。
Q. どこから相談すればいいですか?
A. 当所(実家整理相談所)は、葬儀後の段取り全体のご相談を承る 窓口役 です。司法書士・税理士・解体業者・遺品整理業者などへの個別案件は、ご家族の状況に応じて中立にご紹介します。「まず何を考えればいいか整理したい」というご相談から、お気軽にお声がけください。
まとめ
- 期限のある10手続き を優先順位順に対応
- 「気持ちの整理」と「事務手続き」は別物として並行
- 実家・お墓は急がず四十九日後でOK
- ただし相続登記(2024義務化)・相続放棄(3ヶ月)は期限厳守
- 一人で抱えず、最初の窓口 だけでも作る
ご相談は無料、急がなくて大丈夫です。何から始めるか、一緒に整理させてください。